しょっつる ハタハタ100% 130g
Item Number 17
日本三大魚醤に名を連ねる「しょっつる」 魚醤は、中国・韓国をはじめ東南アジア一帯で万能調味料として古くから利用されています。
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タイのナンプラー、ベトナムのヌクマム、カンボジアのタクトレイ や、古代ローマ時代にはガルムと呼ばれる魚醤など、各地の食文化にも実は馴染んでいます。
日本では古来は醤(ひしお)と呼ばれ、平安時代の諸制度を記した延喜式には「鯖醤」「鯛醤」などが記され、平城京や平安京の市でも取り扱われていました。
秋田の「ハタハタのしょっつる」は、石川の「いしる」や香川の「いかなご醤油」と並ぶ日本三大魚醤のひとつとされています。
しょっつる(塩汁・塩魚汁)の歴史は江戸時代の初期とされ、本来魚と塩だけを桶や樽に仕込んでいた素朴な旨味調味料でした。
しょっつるに欠かせない秋田の人達が愛する「ハタハタ」 秋田しょっつるの原料であるハタハタは、秋田県の県魚です。
ハタハタは魚偏に神で「鰰」。
その昔、厳冬の日本海沿岸の人々にとって、冬の訪れに轟く雷(神鳴り)と共に突然海岸に打ち寄せる獲りきれないほどのハタハタは 、まさに神様が遣わした魚と信じられハタハタと呼ばれるようになりました。
しょっつるの原点 昔はしょっつるは自分の家で造るもの。
特に漁師の家では殆どの家で造られていました。
昔は醤油は高級品で、毎日の食事に使えるようなものではなかったため、代わりに気軽に使えるしょっつるが造られていました。
折りしも、漁獲の激減によりハタハタは価格高騰し、それでも「本物の味」を求めて、97年から専門家と共に試験醸造が開始されました。
試行錯誤の末に・・・ ハタハタしょっつるの復活に際して「原料はハタハタと塩だけ」「魚臭くない、上品でまろやかな味」という譲れない一線が課せられました。
83年から始めたしょっつる製造は、試作と失敗の繰り返しだったそうです。
製造元の高齢化と後継者不足による廃業も続いていました。
原料のハタハタは減少によって高騰、しかも冬の約2ヶ月しか使われない。
昔ながらの味と言えど、自身が江戸や明治の味など知る由もない。
試作品の分析結果を踏まえ一歩ずつ理想とする香りと味に近づけていき、方法は功を奏し、2000 年、臭みのないまろやかな風味をもつ「秋田しょっつる」が出来ました。
秋田の地のハタハタ食文化が育てた「時の結晶」が完成したのです! ■内容量 130g ■保存方法 常温(開封後は冷蔵) ■賞味期限 約2年
Item Number 17
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にっぽん津々浦々 |
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756円(税込み) |